実情を知ることの重要性

就職前にはしっかりリサーチを!

小説などのイメージと違う探偵の仕事

実情を知らなければがっかりしてしまいそうな仕事の一つに探偵があります。小説やドラマ、漫画などでよく登場するおなじみのこの仕事ですが、実は仕事のほとんどが浮気調査です。それ以外の仕事も婚前調査や家出の人探し、素行調査など、特定の人の近辺調査がメイン。難事件を解決するイメージを持っている人はがっかりしてしまうかもしれませんが、それでも実際に探偵になって仕事が面白いと感じる人もいます。興味があるなら詳しく調べてみると良いでしょう。

ハードな仕事の代表各について

業界のことを知らずに就職してしまうと、仕事のハードさに挫けてしまい、後で問題が起こることがあります。しかし、業界ごとの特徴を知っておくと、問題を避けられる可能性は高いでしょう。

仕事が忙しくて有名な分野の一つに、トラックやタクシーの運転手があります。比較的簡単に就職できる仕事ですが、重労働になりやすいといわれています。なぜなら、夜間も仕事をすることがあるため、体調管理が難しいからです。しかしトラック運転手は、一人で運転に集中できるため、人との付き合いが苦手な人でも働きやすいというメリットがあります。またタクシー運転手の場合は、長時間勤務(20時間程度)の次の日が休みになるという隔日勤務が主流です。一回で2日分働くことになるため大変ではありますが、休みが多いという魅力があります。

また、看護師も大変な仕事として有名です。運転手の仕事と同様に、夜勤もあるので、非常にきついといわれます。しかも、病院は昼間は多くのスタッフがいますが、夜になると大幅に減ります。少ない人数で入院している人の支援を行うため、体力的にも、精神的にも負担が大きくなるようです。看護師はやりがいのある仕事ですが、業務は大変なので、途中で辞めてしまう人も少なくありません。ただし、給料そのものは比較的良いので、好条件の就職先を見つけられれば、安定して働くことも可能です。

それから、営業職もハードなようです。特に保険関係の営業は、ノルマが決められるため、それをクリアするためには努力が必要です。保険の営業は詳しい説明が必要ですし、納得できるまでお客と長時間話し合わなければなりません。しかも、時間をかけて営業をすれば契約が取れるわけではありませんので、負担が大きな割にはメリットが少ないといわれています。

今回は、仕事がハードな職種を3つピックアップしましたが、これはほんの一部です。まだまだ世の中には、介護職やIT業界のエンジニアなど、さまざまな苦労多き職種が存在しています。ただし、これらの職種は、ハードであるがゆえに、職場環境の改善も進んでいるようです。そのため、これらの業界に興味を持っている方は、参考になるサイトを調べて、実情をしっかりリサーチするようにしましょう。